ソニー「スゴ録BDZーET2000」の音が出ない顛末記
この間の日曜日、農作業から帰ると、小5の長女からビデオの音が出ないと言われました。
ビデオってソニーのブルーレイディスクレコーダー「スゴ録」なんですが、録画していたドラマを見ていたら、急に音が出なくなったらしい。そして、音は出ないけれど画面に絵は出るという。(???)
再生してみると、ホント、絵は出るのに、音だけ出ない。
ということは、「スゴ録」が全くおかしくなったってわけでもなさそう。ちょっと音声関係の部分だけ疲れちゃったのかな。
「早く直して~」とは、愛娘。
まず、マニュアルを繰ってみる。後ろの方に「困ったときは」というのがあります。
「映像が表示されない」とか「映像が乱れる」とかの項目は最初の方ですぐ見つかる。3ページほどめくって「音が出ない」という項目を発見。なになに…。
対応策としては、「接続ケーブルのプラグがしっかり差し込まれているか確認してください」。接続しているのはHDMIケーブルですが、その両端の接続はマニュアルを見る前に確認済み。
次に「接続ケーブルが断線している可能性があります。ケーブルを交換してください」とあります。急に断線することがあるのかなぁ。でも、ラストストローということもあるから、限界まできていたのかも。可能性としてはゼロではない。ただ、交換するケーブルの手持ちがない。
別のページに「それでも解決しないときは」というがあって、それは、「《リセットボタン》を押してください」というもの。これまでにもこの方法で「スゴ録」を不調からリカバリしたことがあるので試してみました。
《リセットボタン》を押してから、「PLEASE WAIT」の表示が消え電源が切れるまでが結構長いんですよね。辛抱して待って電源を入れ直して……。う~ん。この「無音」はリセット対象ではないみたい。
次の手段ということで、ネットを検索してみると。
やはり、「接続ケーブルの断線ではないか」というのが見つかります。「ケーブルを交換してみては」。
しかたがない。ネットで注文するか、仕事の帰りにDeodeo寄って買ってくるか、どっちかだなぁ。
今回は、Amazonで注文しました。
1日おいて2日後、届いたケーブルを交換してみたところ……。
「出ない!」
接続部分を再三確認したり、コードを丸めたり伸ばしたりしたけれど、出ないものはでない。
う~ん。期待が大きかっただけに落胆も深い。
気を取り直して、再度、マニュアルを見ると、「それでも困ったときは」というところがある。「まさに今の状況だ」と見てみると、「サポートホームページで調べる」とあります。ネットで検索はしていたけれど、本家ソニーのサポートページを忘れてたなぁ。
早速アクセスすると、「Q音声が出なくなってしまった(HDMIケーブル接続)」の項目が見つかりました。対処方法としてあがっているのが、
STEP 1 HDMIケーブルを確認する。
これは試し済み。
STEP 2 レコーダーの音声設定を確認する。
「『音声設定』の『HDMI音声出力』を『2チャンネルPCM』あるいは『PCM』に設定し、改善するかご確認ください」とのこと。
これはやってなかったので、早速、試してみましたが、「ダメなものはダメ」。
次、STEP 3 再起動(リセット)する
「レコーダーを再起動(リセット)する」。
上で書いたように、これはいつもの最終兵器で試し済み。
ところが、その先にこうあります。「テレビを再起動(リセット)する」。
「テレビの電源コードをいったん抜き、数秒待ってから差し直してください」。
恥ずかしながら、これで治ってしまいました。
「テレビの電源の入れ直し」。
疲れていたのはテレビの方でした。
もし、同じ状況になった人がいらっしゃいましたら、ぜひ、テレビの電源の入れ直しから試してみてください。
haha...「そんなの、言われなくてもまず試すよ」って、おっしゃるとおり^^;
「今宵はここまでに致しとうござりまする」。